ごあいさつ
ごあいさつ
Korolev Takuda Ballet Academy (カラリョフ多久田バレエアカデミー)は、ロシア国立ボリショイバレエ学校を卒業した2人の経験豊富なロシアバレエマスター、ロシア国立バレエ学校で優秀な生徒を輩出し活躍したカラリョフ・アレクサンドルとバレエの本場ロシアで20年間プリンシパルを務め世界各国で有名ダンサーと共に踊ってきた多久田さやかによって設立されたクラシックバレエアカデミーです。
講師のレベルは指導者としてはもちろんダンサーとしても大変優れており日本国内だけでなく海外の数々のバレエコンクールでも認められています。
2人の指導法には他スクールとの大きな違いがあります。
まず男性講師(カラリョフ・アレクサンドル)と女性講師(多久田さやか)がペアになり、多角的に指導できることが生徒達にとってとても良い環境で学ぶことができます。そして、カラリョフ・アレクサンドルのボリショイバレエ学校から大学院修士号まで学んだ知識とたくさんの指導から得た経験、多久田さやかの生きた舞台からの経験とバレリーナとしての知識この2人からの指導は稀にないとても理想的な指導です。
また生徒達は、ワガノワメソッドの規範を守るカラリョフ・アレクサンドルの豊富な指導経験からより優れたアプローチで、様々な可能性を広げることができます。指導する上で講師が最も大切にしているのは、生徒一人ひとりです。
例えば、生徒に苦手な動きがあれば、その生徒に合わせた苦手な動きを克服できるアプローチをします。各生徒の成長そしてそれぞれの生徒の特性に合わせた指導をします。
講師は自分たちの経験と知識を基に、生徒達の努力、目標、そして夢を手助けしていきます。
毎回のレッスンはエネルギーとインスピレーションに満ち溢れ技術的な成長だけでなく芸術性や表現力を伸ばしていきます。
音楽を聴き感じることや動き(パ)の名前、意味を理解するなど動きを通して感情を表現することを学んでいきます。
このプロセスは、生徒達の身体的および芸術的能力の発達だけではなく規律の形成、そして自信、
向上心に繋がっていきます。
経験豊富な講師の指導により、生徒達はこれからの未来に素晴らしいバレリーナ人生が待っているということを確信し、自信に満ち溢れ真剣に熱意を持って学ぶことのできる環境がここにあります。
共に学び支え合い、お互いを高めるアカデミーです。
今現在、Korolev Takuda Ballet Academyには、バレエでのキャリアを夢見る生徒達が集まってきています。
バレエに人生を捧げたいという情熱を持つ全ての方にとって大切なKorolev Takuda Ballet Academyは成長し発展し続けます
私は3歳からバレエを始めました。その頃から夢はバレリーナになりたいと思っていました。家族は普通のサラリーマンの家族ですが、とても応援してくれました。14歳からはロシアのモスクワにあるボリショイバレエ学校で学ぶ事になり、さらに夢に近づいたと思った一方バレエの厳しい現実も理解できるようになりました。バレエ学校時代にはクラスメイトに傷つく事を言われた事もありましたし、先生方からは「バレエは私達ロシア人のもの。日本人のあなたにはバレエを踊る資格などない」とはっきり言われた事もありました。ですが、ロシアでバレエとは誇り高きものであり、そういうことなのだと学び考えこんでしまう事もありましたが、私の夢は世界のバレリーナになること!バレエを踊っている時が1番幸せ!考えてる暇があるなら1回でもタンジュをする!無我夢中で練習しバレエ団に入団する事ができ踊れる事に幸せを感じていましたが、次のステップとして国際バレエコンクールに出場する事にしました。ここでも先生方にたくさんご指導を受けましたが、日本人の私がバレエを踊る事についてさらに厳しい現実をたくさん教えて頂き挫けそうになることもありましたが、道は前進あるのみ!日本人の私がバレエを踊るとは何においても全てパーフェクトを求められる。それに対し全力応えなければ!不可能を可能にしてやり遂げなければ!なぜなら私の夢は世界のバレリーナ!今日はモスクワ明日はロンドン明後日はローマそんな世界のバレリーナになるんだとその思いのみで突き進んでいきました。
とにかくバレエバレエバレエ、今思い返せばあの時のバレエ以外の普段の生活の記憶は全くありません。
もちろん夫にはとても感謝しています。バレエそしてそれ以外の事もたくさんたくさんサポートしてくれました。
バレエが中心!バレエだけ!バレエ以外の事なんか何もありませんでした。そして、その結果ペルミ国際バレエコンクールで
第1位を受賞する事ができました。その後は私が夢に思い描いていたバレリーナ人生が始まります!私が小さい頃から大好きな憧れのファルフ・ルジマトフとガラコンサートで共演しました!カーテンコールでは一緒に手を繋いでレベランスしたのです他にもアンドレイ・バターロフとはパドドゥだけではなく、全幕でドン・キホーテを踊りましたし、岩田守弘先生ともダイアナにチポリーノとたくさん踊らせて頂きました。そして、あのマニュエル・ルグリ、ルシア・ラカッラ、ニコライ・ティスカリーゼと名だたる方と共演させて頂きました。もちろん世界中飛び回りました。モスクワにローマにソウルにロンドン。空港から劇場、劇場から空港そしてそのまま劇場への移動の日々、1か月家に帰らず家に滞在5時間で出発する事も多々ありましたその時、心の底から私の夢は叶った!と思いました!
私は思い描いていた夢を叶えました。ロシアでしか学べない事をたくさん学び、たくさんの経験をしてきました。
次は、かけがえのない私の財産である経験知識を生かして皆様の夢のお手伝いをさせてください。
私にしかできない事がたくさんあります!次はあなたの番です!
多久田さやか。